そもそも、焙煎を行うことによって、どういうことが起こるのか??
焙煎についてシンプルにまとめてみました。
コーヒー豆を焙煎する際のプロセスは、大きく言うと5工程程度です。
焙煎の工程段階は5工程ですが、その前にもハンドピックで欠点豆を取ったり、焼き上がりの時間を考えたりetc….色々と工程は多いですが、今回は割愛します。
1.水分の蒸発
最初の段階では、生豆の水分が蒸発します。豆が熱されると、内部の水分が蒸気として外部に放出されます。この段階では、豆はまだ緑色をしており、焙煎の初期段階と言って良いでしょう。
2.メイラード反応
豆が熱されると、アミノ酸と還元糖が反応してメイラード反応が起こります。この反応により、焙煎豆が茶色になり、香ばしい風味が生じます。この段階で、コーヒーの風味や香りの基礎が形成されます。
3.カラメル化
メイラード反応の過程で、還元糖がさらに熱され、カラメル化が起こります。これにより、コーヒー豆がより深い色合いになり、甘みやフルーティーな味わいが生じます。
4.揮発性化合物の生成
焙煎の過程で、コーヒー豆からはさまざまな揮発性化合物が生成されます。これらの化合物は、コーヒーの香りや風味に影響を与えます。特に、焙煎度合いが高いほど、より多くの揮発性化合物が生成される傾向があります。
5.冷却
焙煎が完了すると、豆を急速に冷却することが重要です。これにより、焙煎プロセスが停止され、焼けた風味や苦味が抑えられます。
- 焙煎は奥が深い、、、、
焙煎は、知れば知るほど奥が深く、難しいことだと感じます。例えば、同じ豆でも気候によって条件も変わってきます。
また、豆の生産国、精製方法の違いによっても条件が変化するのが、面白さ、でもあり、焙煎の難しさ、でもあると言えます。
今回の内容は、シンプルに、を目的に書いておりますが、どこかのタイミングで深い焙煎の記事がかけたらと思います。
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